8月16日

東京の歩き方

10日 11日 12日 13日 14日 15日 16日 17日 18日 旅行後記


AM 9:30 ; 秋葉原、ホテル
本来なら今日が帰国する予定の日だったけど、まあ飛行機のチケットが無くては帰れるわけもない。すちんぐ君だけは一応チケットを持ってるんで今日帰るわけだけど、残りのメンバーは18日まで日本に残る事になった。しかし、ホテルは4人部屋を今日までしか予約してないわけで、とりあえずチェックアウトはする必要があったのだ。悪いけど残りの二日はミカエルの旦那のお家に邪魔になるしかないか。で、ミカエルさんんと連絡を取ってみたら会社が渋谷の方にあるから退勤してから夜にそこらへんで会おうという話だった。
という事で荷物を整理してチェックアウトをしてからフロントに頼んでこの荷物は後で取りに来ますから少し預かって下さいとお願いしてホテルを出た。今日1日中あれを抱えて街中を歩く気は流石に起きなかった。午後になってミカエルさんと会いに行く時拾えば良いか。
ホテルを出てすちんぐ君と別れる。無事に韓国まで帰って我々は無事(?)だという事を知らせてくれい。決して我々はここで不法労働者のアジア人になるつもりではないとな(笑)。

AM 11:00 ; 秋葉原、神田郵便局
それからはまた郵便局へと移動。しかし、恐ろしいくらい毎日の日常が変わらないものだ。俺は同人誌は5kgずつ2回送っただけで、まだ同人誌の2貫くらいと単行本が何冊か残っているがこれなら直接持っていけなくもないからこれ以上送る事もないが、残りの二人はどうもそうではないらしく、毎日郵便局に通勤する。大変だね、どうも。
本も送った所で今日こそはあの川を沿って歩こうという計画を実行する事にする。少し曇りはあるが、これなら振ってくる事も無さそうな気もするし、なにせ明日からはここで泊まるわけではないからここから出発する事が出来ないから今日しかないのだ。まあ、今日は傘も持って行くから降ってきても大丈夫だが、やはりこういう散歩は晴れた日にやった方がずっと楽しい。ナユタはんは今日も相変わらずあまり参加する気は無さそうだったのでラウル君と二人で歩く事にした。

時刻不明 ; 御茶ノ水
実は昨日の失敗からよくよく考えてみたら実は万世橋の下に流れる川って実は我々が沿って行こうとした川と同じ川なんじゃないかという結論を出したので、今日はその川を追って行く事にした。
少し歩いていたら本当に御茶ノ水駅に着いたので何となく安心する(笑)。前からこの当たりの橋とか坂道とかを歩いてみたかったのだ。という事で明治大学と日本大学の辺りを歩き回る。いや、なんともこの辺りは歩き心地が素晴らしい。妙に古い感じがして、その感覚がどこか懐かしいというか暖かい感じがする所なのだ。途中にある男道と女道とかいう妙な坂道の階段を歩いてみたいというのは3年前この階段を始めて見た時から考えていた事だが今日ようやく実行する事が出来た。途中で何やら予備校らしきもののパンフレットを拾って来てみたりする(笑)。いや、何となくこっちの学制とかには関心があったりするものだ。実の所こっちでは大学とかどうやって入るのかあまり良く判らないし、昔「冬物語」とか読んだ時もあまり良く判らなかったりしたものだ。あまり関係無いけど「ラブひな」みても大学って一体どうやって入るのかと思ったりするし(笑)。
どれから神保町にでも行って中古のLPとかCDでも捜そうかと思ったけど、今日はあくまでもあの河を伝って行こうというのが目的だったので進路を水道橋駅の方へと取った。

時刻不明 ; 東京ドーム
水道橋駅に着いて周りをみたら何か乗り物らしき物が見える。をを、何か面白そうな乗り物だとか思っていたら隣にあるのは東京ドームじゃないか。そっか、東京ドームってここら辺にあったのか(というかゆんはどこら辺に何があるのか全く判らない。)。
という事で東京ドームを見に行く。実はいきなり旅行が長くなったので野球の1試合でも観ていこうかなという気もしたけど、出来れば名古屋ドーム行ってみたかったな。欲を言えばソンのいた時に(ちなみに甲子園はいつか必ず行ってみたいと思ってますが)。
しかし、野球場のすぐ隣が遊園地みたいな感じになってるのか。これは確かに家族で観に来たりする時良いかも。なんかメジャーリーガーの写真のポスターとかが貼ってあったけど、野茂と吉井もいればパクもある。う〜ん、日本の選手はともかく朴の場合はアジア人優待かな。何か隣のアレックス・ロドリゲスとかサミー・ソサー等のとんでもないやつらに比べれば少し不似合いのような気がするけど。まあ、しかし所詮遥か向こうの海を渡ってる所の野球選手なんてこっちであんまり気にするわけもないからどうでも良いか?
乗り物が結構面白そうだったんで乗ってみようっかなという気はしたが、高かったんで却下。代りに隣のゲーセンに入ってみたら何か北斗の券のパンチゲーム(?)があった。う〜む、これはシュールかも。でも何かやってみる勇気は出なかったんで隣のドラムマニアをやってたらラウル君が果敢に挑戦。彼の感想によると結構難しいそうだ。なんかグローブが結構重いとか。

時刻不明 ; 飯田橋駅〜武道館
東京ドームの辺りを出てまた河に沿って歩く。なんか河の上の船にゴミらしき物を一杯載せているのが見えた。ふ〜ん、ここはゴミを車で運ぶんじゃなくて船で運ぶのかと勝手に想像してみたりする間に飯田橋駅に着いた。
また飯田橋駅で地図を見ていたらあまり遠くない(?)所に武道館があると書いてあったので、今度は武道館の方へと出発。行く途中で高層アパートらしきものが見えて「ふ〜ん、日本にもああいうのがあるにはあるんだな」と勝手に感心する。まあ、こっちも人が多く住んでる居住区ならああいうのが結構あるかも知れないが、普段街中を歩くだけの我々観光客がそれを目にする機会はあまり無いんでああいう高層アパートはなんとなく珍しく見える。関係無いが札幌には本当にあの手の高層アパートが殆ど無かったし。
少し歩いたら九段下駅に着く。なんかこの駅の地図をみればここは神保町からたった500メートル離れている所だそうだ。--;。う〜ん、地図が無いから妙な回り道をする事になるんだな〜と思ったけど、まあお陰で東京ドームも見れたし、良いか。しかし、昨日行った皇居東御苑も武道館も全部皇居と繋がっているのか。なにはどうあれ、こんな都市の真ん中にこれだけの緑があるというのは確かに良い事だ。
という事で武道館に到着。しかし…何か考えていたより小さいな。どうしてそういうイメージを持ったのかは知らないけど、何か武道館って物凄く大きいだろうなという呆然としたイメージを持っていたから少しガッカリだったりする。隣のラウル君は「うぐぅ、武道館の前にはライブが出来そうな空間が無い!」とか勝手にガッカリしてるし。何でも河原由美子のソルジャーボーイの主人公が武道館の前でライブをするシーンがあるとか。そういえば俺、あれは読んでないな。あまり面白くないという話を結構聞いたんで読む気がしなかったか。

時刻不明 ; 靖国神社
武道館も観た所で今度は靖国神社に行く。そういえばここは韓国とか台湾では度々日本の政治家とか国会議員とかがここに参拝に来たとかで騒がれたりする所なんだな。
しかし…大きな鳥居だ。ああいうのが倒れたりしたらここら辺に結構大きな振動とかあるんじゃないかと考えてみたりする。というか、倒れるわけないか。神社の中はまあ広い事は広いけどあんまり特異な所はなかった。何やら袴を着ている巫女さんというのを始めて直接見た事は見たけど…あの服ってあんまり可愛くないな(そういう問題か?)。実は和服はなんとなく結構好きで、振袖や浴衣とかましてやアイヌ民族の服とかも見てると何とも好きだったりしたので、結構期待していたのだが(笑)。個人的には韓国の衣装の韓服もかなり好きですが、韓国ではあれを着る事は殆ど無いのであまり見る機会はありません。俺も子供の時以来着た覚えが無いし、今は全然持ってない。妹なんか生まれて1回も韓服を着た事が無い。少し着易くなっている改良韓服なんかはかなり良い感じで、いつか1着買おうかな〜と思ってはいるけど高いのが多いんだよな、これが。とにかく、こないだの花火大会の時でもそうだったけど、こういう風にお正月とかたまにでも和服を見る機会があるというのはかなり良い事だと思う。

時刻不明 ; 市ヶ谷駅
靖国神社を出て考えてみたら、当初の計画の河を伝って行こうという予定からかなり外れている事が気になって、また河の方を目指す。河と鉄路の隣が散策路みたいな風になっていて気持ち良い。所々に給水台みたいなのがあるのも良い。
市ヶ谷駅に着いて河の方を見れば何か釣り場みたいなのがあって、釣りをやってる人が結構いた。う〜ん、のどかで良い風景だ。隣には何かボートを貸してくれるような所もあるし。
しかし、何度も言うけど当初の計画は河を伝って行こうというのだったから河がここで終ってしまったんで、いきなり困ってしまった。秋葉からここまでは思ったより結構近かったんだな。それに地図も無ければどういう観光ポイントがどこにあるのかも全然判らないから尚更困る。う〜ん、こうなったらこの中央線を追って代々木に行って浪人でも観に(?)行こう!と思ったけど、代々木は確か今まで来たくらいの距離をまた歩かないといけないだろうけど途中に何があるのか、観るものはあるのかも判らない状態であちらに行くのはやはり気が引ける。
という事で近くのゲーセンでまたドラムマニアをやる(いきなり現実逃避か)。今度はラウル君を説得してギター・フリークとのリンク・プレイに挑戦。をを!これは思ったより楽しい。もう一人いてベースまで出来れば本当に面白そうだ。

時刻不明 ; 防衛庁
ゲーセンを出てみたら向こう側に小さな神社が見えたので、またまた何となく行ってみる。う〜む、しかしここは階段の傾斜がかなり厳しいな。こういう階段って韓国ではお寺とかの前にたまにあって結構好きなんだけど…転ぶと死にそうだ(笑)。しかし、どっちかというと俺は先の靖国神社とかの大きな神社よりこういう小ぢんまりとしたやつの方が良いな。
それからは目的地もあんまり無かったので防衛庁の石垣を沿って歩く。防衛庁って民間人も見学(?)しに入れるのかと思ったら、見学時間が過ぎたそうだった。う〜む、仕方ないから何となく防衛庁を後ろに、ピースマークをして写真を撮ってみたりする。これぞ、観光客の鏡(笑)。

PM 3:30 ; 東京韓国学校
しかし、そうやって防衛庁の石垣を沿って来たら何か全然知らない所に落ちてしまった。う〜ん、まずは周辺地域の地図を捜す。で、地図を見たら何か東京韓国学校というのがあった。これはまた面白い物が。という事で今度は東京韓国学校を目指す。
10分くらいあるいた所で東京韓国学校に着いた。うむ、ここがすちんぐ君の母校か。おお、ちゃんと韓国語で東京韓国学校と書いてる(日本語じゃん、という突っ込みはなし)。いや、何か掲示板なんかも韓国語で書いてる。凄い(<どこが?)。しかし、夏休みだからか学生がいないな。何か運動場を歩いていたら小学1,2年生くらいの子供が俺たちを珍しげな目で見ていたくらい。
そういえば、外国を歩いていて結構便利な所の一つは俺たちの間で色々と話していても相手には何言ってるのかまず判らないから街中を歩きながらも少しやばい話題でも平気に話せるというのがあるけど(笑)、あの子なら韓国語で話しても判るのかな。しかし、これはやはり気をつけないといけない所で、日本の人と話す場合は我々の間で韓国語で話すと相手は我々がどういう話をしているのか判らないからどうも秘密話でもしてるんじゃないかという感じを与えるので、日本の人と一緒に対話する場合は韓国人同士での会話も日本語でするようにするのが礼儀ってものだな。

時刻不明 ; 早稲田大学の隣のお寺
韓国学校と隣の東京女子医科大学を通過して出た所でまた地図をみたら、早稲田大学がここからあまり離れてないようだったので今度は早稲田大学へと出発。何かの医学センターみたいなのの隣の坂道を降りて行ったけど、考えてみればソウルにくらべて東京は本当に山も少なければ坂道も少なかった気がする。こういう山路みたいな道は珍しいかな。
道を降りた所で近くにお寺があるという標示があったので今度はお寺に行ってみる。しかし…何か韓国のお寺とはかなり違うんだな。みもふたも無い言い方をすれば、これは何か神社に仏葬を置いて、鳥居を無くして、縄の上の鈴の変わりに鐘を置いたような…。う〜む、そりゃインドのお寺も違えば、中国のお寺も違うけど…これはカルチャーショックだ。これは教会とか聖堂も行ってみる必要があるな。--;。

時刻不明 ; 早稲田大学
とにかく今度は早稲田大学の中を巡る。しかし、韓国では大学といえば一応構内というのが設定されていてそれを壁等で囲むというか、大学構内とその外というのはハッキリ区別されるようになっているけど、日本の大学というのは大体うくつかの建物があっちこっちに飛散(?)していて、街と一体化しているんだな。これはこれでまた良いかもな。しかし、休み中の大学というのは大体こんなものかも知れないけど結構閑散なものだ。体育館の前で中国武術みたいなのをやってる人々がいたけどサークルか何かかな。
しかし、韓国では何か大学生と言えば社会参与!という妙な気負いとかがあって学校の中を回ってると政治とか社会問題関連の張り紙等がかなり多いけど、こっちでは寧ろバンド部員募集等の平和的(?)なのが多い。俺は基本的に政治とかにあまり関心が無いというか笑いのネタくらいにしか思ってないのでこっちの雰囲気の方が好きだけど、隣のラウル君は少し面食らった様子。何となく昔猫有馬さんと桜麗亜さんの同人誌にあった一場面が頭に浮かんで二人で笑ってしまった。どういうものかというとヴァンパイアセイバーの同人誌で、ジェダが出て「今、まさに魔界は滅びかかっている」と言ったらモリガンが「別に良いんじゃない?滅びたって」と答え、「もっとよく考えろ!大学生か、お前は!」とジェダが怒るやつなんだけど(笑)。
しかし、韓国の場合、高校を出たら大学へ行くというのがあまりにも当たり前過ぎになっていて、それに兵役なんかまであるものだから殆ど皆結構社会に出るのが遅れるようになっているけどこういうのも何かおかしいんじゃないかなという気がした。こっちの大体の大学進学率ってどのくらいなんだろう。いつか会った日本の人の中で大学には一応行ったけどあまり面白くなかったんで止めましたという人がいたけど、俺的にはそういう考え方ってごく自然で、そういう事があって当り前だと思うが、そういうのは韓国社会では一般的に容認されないのだ。まず男の場合、そんなことやっちゃったら即刻軍隊に連れて行かれるからなんとなく卒業はするのが普通かな(学生でいる時は入営を引き伸ばす事が出来るからです。学校を辞めたらすぐ入営しなくちゃならない。)。兵役の問題より寧ろもっと問題になるのは皆が皆大学を出ているせいで、大学を出ていないとろくな就職先が無いという問題の方が大きい。とどのつまり大学なんか行かなかった人でも出来るような仕事にも大学を出ている人を優待してしまうのだ。しかし、こういうシステムって社会的浪費だと思うが全然直る気配は無い。まあ、こういう所で俺が文句を言った所で何にもならんか。

時刻不明 ; 学習院下辺り
早稲田大学を出た所で凄く可愛い路面電車があって、何となく写真を撮ってみたりする。こういうのってまだあるんだと少し驚いた。となりにまた川が流れていて、なんかこの川には鮭か鯉らしきものも泳いでいた。う〜む、こんな所の水なのに結構綺麗なのかな。ああいうのが住んでいるなんて。ソウルでは考え難いものだ。川の隣にまた桜並木があってここもまた歩き心地が良い道だったけど、桜が咲いていたらもっと良かったろうなという気が少しした。まあ、でも8月に桜が咲いてたらそれはそれでかなり不気味かな(笑)。
少し歩いたら四つ角が出て左に曲がったら明治通りだと書いてあった。う〜ん、ここ道で行けば新宿まで行けそうだなと思ったが、ぼーっとこの河を伝って行けば高田馬場駅に着くそうだったのでまた川に沿って歩き出す。しかし、最初出発する時も思ったけど…自転車があったら結構楽にあっちこっち回れたろうな、今日。

PM 5:00 ; 高田馬場
高田馬場駅は思ったより結構近かった。この路程は大体11時くらいに始めたものだったが、高田馬場駅に着いた頃はもう5時くらいになっていた。ナユタはんと分かれる時6時半にJR秋葉原駅で会う事にしていたので、そろそろここで電車にのって戻ろうかという気もしたが、まだまだ時間もある事だしこうなったら新宿まで行くぞという事で今度は山手線に沿って歩き始める。
しかし、ここ周辺はあまり面白いものが無いな。アパートみたいなのも結構あるし。所謂居住区ってやつかな。
少し歩いてたら大久保の辺りに着いた。一昨年の冬にこの辺りで泊まったので何となく懐かしい。歩く途中で3ヶ国語「ここはゴミ捨て場じゃないよ」という文句が書いている電信柱を発見して思わず写真を撮ってみたりした。何か高橋留美子の「Pの悲劇」に出た妙に人がゴミを捨てたがるポイントってやつかな(笑)。

時刻不明 ; 新宿
大久保まで来たら、新宿はすぐ。新宿あたりに着たら雨が降り始めた。傘は持って来たけど、また雨とはもう東京に来て3回目かな。いつもはあまりこんな事無かったのに、今度の旅行は天気には少し恵まれてないかな。新宿に来たからにはやる事は一つ!あの新宿駅の外国人案内センターに行くのだ(笑)。いや、なんか3年前に新宿文化センターの辺りに泊まった時、ここで道を訊ねたら本当に親切に教えてくれて、その以後はなんとなく東京に来る度に訪ねてしまうようになったのだ。それで地図は無いか聞いてみる。こりゃ旅行案内の為の所なだけに地図くらいは当然あるが、如何せん外人向けの所、英語に出来ている地図しか無かったりするから、日本語で出来てるやつは無いのか探していたのだ。う〜ん、英語の地図はかなり見難いんであまり役に立たない。まず漢字の地名が表記されてない場合が多いから移動する時余計に混乱する場合が多い。とにかく例の親切な外国人案内センターはまだまだ健在で俺たちは無事日本語で出来ている地図をゲットする事に成功した。どの国から来たのか等の質問を受けたけど、どうやらそれを記録しといて次の案内資料等を作る時参照するらしい。ふ〜ん、こういう所は本当にマメなんだな。

PM 6:30 ; 秋葉原
そろそろ、時間だったので電車に乗って秋葉へと戻った。窓の外に今日歩いてきた河の向こうとかが色々見えたけど、よくみれば途中で寄り道し過ぎた為かあまり見ていないような景色も多く見える。いつかまたこういう機会がある事を祈るしかないか。
秋葉に戻って駅の前でナユタはんを待つが時間になってもナユタはんが現れない。実はナユタはんは韓国にいる時、約束の時間にいつも平均40分ぐらい遅れる事で有名で、俺はこれを40分ルールと読んでるけどまた現れない所がかなり不安だ。携帯の方に連絡をしてみたがよく繋がらない。この人の携帯は韓国にいた時もよく繋がらないので有名だが、なんか日本に来て電話機が変わっても同じか…と妙に納得してしまった。ここで大人しく待とうというラウル君をただ待っていても仕方ないからどうせ40分後にならないと現れないよと説得してゲーマーズに入ってみる。う〜む、しかしデジ子がいないな。ここじゃなくて本店の方にいるのか(笑)。デジ子もいないし、別に面白いものも無かったんですぐさま退散。少ししたらナユタはんも現れた。そういえばこの人は今日1日中なにやったんだろう?まあ、俺とは関係無いか。まずは晩飯でも食おうかという事で適当に牛丼なんかを食べる。

PM 7:10 ; 秋葉原、ホテル
晩飯も解決した所でミカエルの旦那に連絡をしてみた。どうも最初は8時くらいに渋谷で会おうという約束だったけど、考えてみれば渋谷は会社の方で、そこで退勤して一緒に家まで行こうという話だったけど、何せかなりの大荷物を抱えている我々としてはそれは少し難しい話だったんで、家から一番近くの駅で待ち合わせをしようという計画だった。
しかし…説明を聞いた所、これがまた結構遠い所で、JRでは移動が出来ずここからだと地下鉄日比野線に乗って後、浅草線に乗り換えしてその終点の西馬込まで来い。という話だった。--;。
結局、あの荷物を持ってホテルから秋葉原地下鉄駅まで行くというのもかなり気が引けたし、何とも今日歩きっぱなしで疲れた事も一助、決定打に雨まで降ってるという事が結局我々にミカエルの旦那の家に行くという計画を諦めてさせまたも同じホテルの3人部屋を取らせたものであった。チャンチャン。

PM 8:00 ; 秋葉原
結局朝我々が出た例の4人部屋のキーをまたくれたので、我々は一体何のために…とか思いながら部屋へ戻る。^^;。ようするにこの部屋にあの仮設ベッドみたいなのをもう一つ置くか置かないかによって3人部屋になったり4人部屋になったりするわけか。道理で狭いと思ったわい。
部屋を取った所でまた秋葉を適当に彷徨う。なんかナユタはんが今日あっちこっち周る途中で「久遠の絆・再臨詔」を見たという事だったので買ってみようかな〜と思ってソフマップに行ってみたけど…う〜ん、流石プレステ用持ってるだけに躊躇わされるな。韓国に帰ってからまず借りてやってみた後プレステと違う所が多いようだったらその時考えた方が良いだろうな。
後は虎の穴に行って門井亜矢さんとDr.モロの同人誌を買う。う〜ん、門井亜矢さんの同人誌って昔より値下げした気がするね。この人の本は昔からずっと面白いと思ってたけど中古のがあまりにも高くて手が出せなかったが、もう何とか買えるかな。なんかあまり状態が良くないのか結構安いのもあったので助かったな。俺は読むのに支障さえなけりゃあまり気にしないからこういうのが多くいてくれた方が助かるんだけどな。Dr.モロのは「裏モロモロ」の1,2を購入。3が無いのが残念だ。
それからはホテルに戻ってシャワーをして寝転んだ。いや、今日は久しぶりに一杯歩けたな。愉快な1日だった。



16日のお買い物 :

    同人誌 5冊

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